アメリカ現地校か日本人学校か? その2
「現地校に通う」というイメージをより明確に理解したかったため、海外子女教育振興財団の親子教室に参加しました。
海外子女教育振興財団とは
海外子女教育振興財団 は、帰国子女のために下記のようなサービスを提供してる団体です。
- 赴任前子女教育セミナー(無料)
- 現地校入学のための親子教室
- カンセリング
- 海外で使うための日本の教科書の配付
- 通信教材の提供
現地校入学のための親子教室
概要
私たち家族が参加した「現地校入学のための親子教室」は、親と子の両方を対象とした2日間のセミナーです。
親は現地校の手続きなど、子供はアメリカの学校生活や英会話などを学びます。子供の教室は年齢に応じてクラス編成されていました(未就学児、小学校低学年、小学校高学年以上、など)。帰国生に質問をできる時間もありました。
教室に通って得られたもの
この教室に通ってよかった点は主に以下の3つです。
「現地校」について具体的にイメージできるようになった
1日目の最初に、親子で現地校の学校生活のスライドを見ました。スクールバスでの登校、授業中の様子、イベントなど、実際の写真を見ながら説明を聞きました。それまでは「現地校⇒どんな場所か分からない⇒不安」となってたのが、「現地校も楽しそうだな」と親子ともに思えたことが大きな収穫でした。
同じ地域に赴任する家族に出会えた
私たちが参加した日は、参加した約10家族が全員アメリカ駐在予定で、赴任地域によって席が近くなるよう座席を配置してありました。これにより、同時期に駐在予定の家族と親しくなることができました。セミナー後も親同士は情報交換しあえたり、子供も「外国に行くのは自分だけじゃない」と思え、とても心強かったです。
学校でよく使う英語を教えてもらえた
子供たちは学校ですぐに使う英語のフレーズも学びました。まずは「トイレに行ってもいいですか」です。アメリカの学校では、授業中でもこのように先生に言ってトイレに行くようです。現地校の授業の体験もあったようです。
まとめ
この教室に行く前は「絶対日本人学校に行く!現地校には行かない!」と言っていた娘たちの心境に、少し変化が現れました。私自身も「現地校も選択肢として考えてみよう」と思うようになりました。
もし私と同じように「現地校⇒どんな場所か分からない⇒不安」と思っている方がいたら、こういったセミナーに参加してみるとよいかもしれません。