駐在子育て with コロナ in ニュージャージー

2020年のコロナ禍、初めての駐妻生活がアメリカ、ニュージャージーの地でスタート!中学生&小学生の駐在子育てブログです。

現地校 リモート授業初日の様子

長女のMiddle school初日は、コロナで学校がクローズしていたためリモートでの参加になりました。

  2020年春のニュージャージー現地校の様子

NJの学校は、2020年3月上旬頃にコロナの影響で一斉にクローズしました。Middle schoolの生徒たちは、コロナ前から学校でパソコンを付与されていたため、そのままリモート授業に移行されていました。

学校によってリモート授業のやり方は少し異なったと思いますが、長女が通うMiddle schoolではまだGoogle meet等を使った双方向のリモート授業は開始しておらず、課題提出型のリモート授業が行われていました。

 

課題式のリモート授業とは

娘のMiddle schoolでは当時、主に毎週月曜日にGoogle classroomを通じて宿題が出されました。宿題はAssignmentsと呼ばれています。以下はGoogle classroomのトップ画面のイメージですが、黄色の〇を付けている部分に各教科の宿題と期限が表示されています。この例だと「Due Monday」と書かれているので、月曜日が期限の提出とうことですね。

ここを開くと、課題の内容の詳細が書かれていたり、添付資料があります。それを実施して「Turn in」又は「Mark as Done」のボタンを押すと宿題が完了します。

f:id:Paramus-NJ:20210201030507p:plain


なお、ESL (English as a Second Language) の授業のみ、Google meetを使った双方向授業を行っていました。ESLについてはまた後の記事で詳しく説明します。

現地校初日の様子

娘の初日は、「登校」とか「初日の挨拶」なんてものはすっ飛ばして、これらの課題に取り組むところからスタートしました。当時は同じクラスに知り合いもいなければ、勝手も何も分からず、親子で必死でした。

でも、算数は数字ですのでとりあえず解けます。理科や社会は専門用語が多くGoogle翻訳頼みになりましたが、親からしてみると「そういえばこんな事中学校で習ったなぁ」という内容ですので、回答を予測することができました。Language Arts (国語) はESLの生徒は免除されました。

そして、難しすぎて無理という状態であればすぐに相談することがポイントだと思います。先生は臨機応変に対応してくれ、場合によっては宿題を変えてくれます。Google翻訳等を使うことは全く問題ありません。

 

先生の対応

Middle Schoolになるとほとんど教科担任制になります。長女の学校では、理系担当 (算数&理科)、文系担当 (国語&社会)の先生がいて、この2人の先生がそのクラスを総合的に見ている、という形でした。その他の授業 (体育、音楽、美術など)は全て教科毎に違う先生でした。

「コロナの中、学年末頃に、英語も分からず編入した」というこの状況に対して、先生たちからネガティブな対応は一切なく、むしろ、すごくポジティブに声をかけて頂き感動しました。以下は先生から頂いた温かいメッセージです。

 

理系の先生のコメント
I know that this is going to be a challenge for both of us in many ways, but please feel free to email me ANY TIME to ask questions or just to say hi. We will get through this together! :) All of the teachers  are all here to help you as best we can. 

文系の先生のコメント
I know this is a strange way of starting a new school, but I am here to help you so don't worry about it. Just do your best!

 

感想

コロナの影響で、通常とは全くことなる初日になりましたが、実際に登校する前に授業でやっている内容が分かったという点においては、良い「慣らし」になったかもしれません。